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Rianto
リアント

 

 今回の舞台ではバニュマス地方の伝統舞踊レンゲルを踊られる、リアンさんです。

 海外公演が多く、毎日世界中を飛び回っているリアンさんですが、初めてお会いした頃はまだ学生さんで、明るく人懐こく話しかけて来てくれたのを思い出します。普段お会いしていると、気さくで、明るくてみんなを和ませてくれるリアンさんが、一度舞台に立つと、小柄で細い体から、体の大きさなどを全く意識させない、バネの利いた踊り、ふわっと力の抜けた、ぱっと観るだけで、ああ、踊りの上手い人なんだな、というしなやかな踊り、どんな踊りでも自在に肉体を操れるというのはどんな気持ちなのかしら、といつもその素晴らしさを感じます。そんなリアンさんはこんな方です↓

 

中部ジャワ・バニュマス出身。インドネシア国立芸術大学(ISI)スラカルタ校舞踊家卒業。在学中はダルヨノ・ダルモルジョノ氏に師事。バニュマス地方の伝統舞踊レンゲルをはじめ、ジャワ古典舞踊からコンテンポラリーまで幅広いレパートリーを持ち、デワンダル・ダンスカンパニー設立以降、舞踊の振付や後進の育成にも積極的に取り組む。海外招聘公演多数。(主な公演↓)
2009 年ワシントン・インドネシア大使館に招聘され、オバマ大統領就任式レセプションにて舞踊を披露
2012 年日イの芸術家とのコラボレーション「To Belong」(北村明子)に参加2013 年より「Softmachine: Rianto」(チョイ・カーファイ)の一環でアジア、アフリカ、南米、ヨーロッパ各地でツアーを展開中。母校芸術大学で毎年開催される「HariTari Dunia 24 jam menari」という24 時間踊り続けるイベントに出演。
2015 年ショートフィルム「SALESI」主演(ガリン・ヌグロホ監督)
2016 年「Until the Lion」(イギリス、アクラム・ダンスカンパニー)で欧米各地を巡業中。

 

日本ではデワンダル・ダンスカンパニーをパートナーの川島未耒さんとともに運営、多くのお弟子さんが今、日本中にインドネシア舞踊を広めています。そんなリアンさんのルーツである、渾身のバニュマス舞踊が舞台で見られる機会は、実はそんなに多くないんですよ!ぜひご覧いただきたいと思います。

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