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本年2018年はインドネシアと日本の国交樹立60周年にあたって「北とぴあ国際音楽祭2018」参加公演として

百花繚乱_ジャワ島の音楽と舞踊

をお届けいたします。

 

本公演では、ジャワ舞踊の普及、後進の育成、日イの文化交流に努めてきた「デワンダル・ダンスカンパニー」舞踊家川島未耒を中心に、ジャワ舞踊家達が集まって新たに立ち上げた舞踊グループ「ラングン・ブクソ・さくら」(岡戸香里、川島未耒、小島夕季、根津亜矢子、濱田真美、針生すぐり、増井美佳)がジャワ舞踊とガムラン音楽を皆様にお届けいたします。

インドネシア・中部ジャワの古都スラカルタのマンクヌガラン王宮の舞踊レパートリーを中心に生演奏で踊りをたっぷりご覧いただく予定ですが、なかでも舞楽に似た抽象性の高い舞踊、ジャワ芸術の真髄と言われ、深い精神性と神聖さを併せ持つ「ブドヨ・ブダマディウン」は、マンクヌガラン王宮の王様より本企画のために特に上演許可をいただき、生演奏では日本初演となります。通常は儀礼として限られた機会に王宮でのみ踊られる曲ですが、異文化理解の一助としての本公演の役割に鑑み特別に許可をいただきましたことに深く感謝し、一人でも多くの方にご覧いただければと存じます。

また40年以上ジャワ舞踊界のトップで活躍し続ける、舞踊家ダルヨノ氏を招聘し、影絵芝居から題材を取った舞踊を踊っていただきます。

 

そして、農村部の生活の中から生まれた趣向の違うバニュマス地方(中部ジャワの西に位置する)の音楽と舞踊を、同じくカンパニーの、中部ジャワ、バニュマス出身の舞踊家リアントが踊ることで、ジャワ芸術の多様性と奥深さ、日本の民俗音楽・芸能にもつながる親しみやすさをも体験していただき、明るく輝かしいインドネシアの芸能と音楽を直に感じていただければと思います。

演奏は30年以上の活動実績があり、日本のガムラン音楽界を牽引し続けているグループの一つ、「ランバンサリ」。ジャワガムラン音楽と舞踊は、非常に密接な関係があり、生演奏での音楽と舞踊が互いに、動きや音でかすかな合図を出し合っての即興も重要な要素で、醍醐味のひとつです。

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