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Daryono Darmarejono
ダルヨノ ダルモルジョノ

 

 今回勇壮な愛の踊り「クロノ・トペン」を踊る、マンクヌガラン王宮の素敵過ぎる踊り手、ダルヨノさんです。

 ダルヨノさんは、いつも淡々と和やかな方です(怒っているところを見たことがありません…)。何をお願いしても「いいでしょう」「今はまだ出来ないけれど、必ず熟達した状態まで持っていけると思う」と、穏やかにはっきりとお返事してくださいます(すごい…)。初めてお目にかかってからもう30年近くになりますが、全く、全く変わってない…んです!例えは変ですが、素敵なドラキュラ伯爵のように(トマトジュース大好き!)年をとらないのでは?踊りは年々凄みを帯びて素敵になるし…日本ではDFC(ダルヨノ・ファン・クラブ)が結成されているくらいなんです。そんなダルヨノさんは気さくでお茶目な面もある方なのですが、こんなすごい方です↓

 

10歳の頃より父から舞踊を学び始める
インドネシア国立音楽高校SMKI スラカルタ校舞踊科卒業
インドネシア音楽芸術アカデミー(ASKI、現ISI)スラカルタ校卒業
1983 年よりインドネシア国立芸術大学(ISI)スラカルタ校教授として舞踊を指導。ジョグジャカルタのガジャマダ大学(UGM)大学院にて舞台芸術評論についての修士号を取得。これまで同大学やマンクヌガラン王宮の舞踊家としてカンボジア、シンガポール、マニラ、日本、アメリカ、メキシコなど世界各地で活躍。優型、荒型の両方を演じ分けることができ、宮廷舞踊の芸術性を余すところなく表現できる舞踊家として高い評価を誇る。

長年舞台を拝見させていただいてきましたが、キャラクターものを踊らせればそのものにしか見えないし、創作舞踊では静かな凜とした気配を漂わせて絶大な支持を誇る素晴らしいダンサーであり、厳しくしかし静かに生徒を教えてきた偉大な先生でもあります。今回の舞台で皆さんにダルヨノさんの勇姿を是非ご覧いただきたいと思います。

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